ネイルサロンから独立!ネイリスト杉本渓さんの働き方

執筆:大谷大

ネイリストの杉本渓さんにインタビューしました。

ネイルサロンで雇われて働いていた杉本渓さんが、独立してフリーランスのネイリストとして働くに至るまでの経緯や、現在の働き方・仕事の満足度などを伺っています。

※動画の内容を一部抜粋した上で再編集して掲載しています。完全版をご覧いただきたい方はYouTube、またはPodcastをご利用ください。

ネイリストになったきっかけ

──まず初めに、杉本さんがネイリストになったきっかけを教えてください。

新入社員から新卒入社で就活を普通にしていたんですね。

そのときに美容系と宝飾系方面で就職活動をしていて何個か内定をいただいたんですけど、よくよく考えたときに今後手に職があった方がいいんじゃないかなっていうのでネイルの運営会社に入りました。

全国にネイルサロンを展開していきたいっていう目標を持っている「ファストネイル」っていうベンチャー企業で、総合職で入ったんですけどまずは現場からだということで、そこに併設してあるスクールで
習ってからネイリストになりました。

──ネイリストって特に資格とかは必要ないんですか?

国家資格はないんですけど、検定級っていうのがいくつかありまして、持っていると就職に有利っていう感じです。

JNAジェルネイル技能検定試験のようなネイリスト協会の資格は取ってないんですけど、会社内で取らなきゃいけない資格があって、それは取りました。

ネイリストとして働き始めてから

──ネイリストとして働き始めて分かった、大変なことってなんでしょうか?

接客しながらネイルをするのって、マルチタスクなんですよ。

次のデザインも考えながら、でも時間内に納めなくちゃいけない。そこを自分で管理していくことがまず大変でした。

──だいたい1日に何名ぐらいのお客さまを対応するものですか?

ワンオペっていうんですかね、自分で付いてるジェルネイルを落として新しいのをつけるっていうのがだいたい1時間半~2時間ぐらい。

なので、1日に対応できて、5,6人ぐらいじゃないでしょうか。

──6人ってめちゃめちゃ多いですよね!

そうですね、6人となるとお昼休憩はないですね。

ネイルの勉強方法

──ネイルの技術ってどうやって勉強できるものなんですか?

デザインはもう練習するしかなくて。

基本デザインとして、デザインがない一色塗りをする「ワンカラー」、それをグラデーションにする「カラーグラデーション」っていう技術と、あと「フレンチネイル」っていう爪先だけ色を乗せるっていう。

それが基本のキ、って感じで、それを練習しまくるっていうのを一番最初に覚えました。

そこから3か月くらいやったら次のレベルに行けるかなっていう。あとはセンスと練習量です。

独立するまでの経歴

──最初に就職したところでは何年間ぐらい働いていたんですか?

最初の会社には3年ぐらいいました。その後ネイルの会社に転職して、もう一回転職してから独立しました。

──転職するきっかけはなんだったんですか?

接客のスタイルを変えたかったというか、ファストネイルは時間勝負なところがありまして、特に私がいた創業期の頃は施術の時間に追われているイメージだったんです。

それよりは一人一人に寄り添って、一番最初から最後まで相談してデザインとかカラーを決められるような接客がしたいなと思って転職しました。

現在、ネイリストとして9年目で、2021年に独立していまは個人でやっています。

ネイリストとして大事にしていること

──杉本さんがネイリストとして大事にしてることやモットーにしてることを教えてください。

私の場合は、ネイルよりもお話を聞く方がメインかなと思っていて、ネイルが付加価値みたいな感覚でやってます。

第三者というか、身内じゃなく仕事先でもなく何も関係ない人に話せることってあるので。

恋話とか仕事の人間関係の話などは多いですね。

──ネイリストをやってて大変なことってありますか?

まず一つはトイレに行けないこと。行けないわけではないんですけどタイミングを逃すといけないんですよね。すごく見計らっていかないと…。

もう一つは理不尽というか、「あ、今日はちょっと機嫌がよろしくないのかな」っていうお客様がいらっしゃったり。ホント、ごくたまにですけどね。そういう方だとどう対応していこうかなっていうのはすごく悩みます。

──苦情とかもありました?

ありました。ありますあります。

個人でやっていると分業じゃないので自分自身が全部責任を取るっていう形にはなるのでダメージが大きいですね。

──ネイリストやってて杉本さんが感じるやりがいとか楽しいことってなんですか?

普通に出会うよりもより密に知り合えるツールだなって思っていて。

1個のコミュニケーションツールとしてネイルを使ってるっていうイメージなんですけど。

私の求めているものがネイルっていうよりかは、その奥にあるお客さまのライフスタイルとかそういうことだったりが通じ合うというか、つながり合うっていうところがすごい面白い職業だなと思います。

ネイリストに向いている人

──どういう人だったらネイリストに向いてると思われますか?

ホスピタリティあふれる人ですかね。お客様にいかに沿わせるかとか合わせるかとか。

そういうことが苦じゃない方は楽しいと思います。

──手先の器用さとかやっぱり大事なんですか?

それはちょっとあるかもしれないです。

──杉本さんって絵は昔からうまかったんですか?

いえ、うまくはないです。

美術が得意とかじゃなくてもネイリストになる上で支障は特にないと思います。

あとは本当に鍛錬ですかね。

──ネイルの技術に自信が持てるようになった瞬間とかありますか?

3年目くらいにあなたがいいですって言ってもらえたときは「キターッ」と思いましたね。

ネイリストとしての今後の目標

──今後の杉本さんのネイリストとしての目標というか展望を聞かせてください。

少し怪しいネイリストになりたくて。

最近カラーセラピーとか、カードを引いたりとか、そういうことも混ぜ合わせながらネイルをしているんですよ。

タロットカードじゃないんですけどアドバイスをくれるようなカードを引いたりとかしてネイルに生かしたりとか。

そういうのをもうちょっといろいろな要素を織り交ぜて、本当に言うたら「ネイルが裏メニュー」みたいなネイリストになりたいです。

ネイリストの仕事の魅力

──最後に、杉本渓さんにとってネイルのお仕事の魅力とは何でしょうか?

人とつながれることが私は一番魅力だなと思います。

私はコミュニケーションを一番大事にしていて、その方のライフスタイルを知るっていうところもすごく大事にしてやっているので、より密にその人のことを考えてネイルができる時間っていうことが私にとってすごく幸せだなって。

そこが魅力だなと思います。

関連リンク

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